こんにちは。院長の大熊です。
コラムに登場するのは、本当にお久しぶりです。
今年も早いものでまもなく8月。
いやはや昔から歳をとると月日が経つのが早いと申しますが、
本当に1日1日が、あっという間に過ぎていきます。
今年はなかなか梅雨があけず毎日蒸し暑いですね。
仕事の後のビールが格別の季節です。
さて、最近当院にお越しになる患者さんの中に、知覚過敏の方が結構おられます。
ムシ歯でないのに歯がシミる! のあれです。
やはり夏になると冷たいものを召し上がる機会が、多くなりますね。
シミるのが強いときは、原因がムシ歯ではないと説明されてもやはり不安ですよね。
知覚過敏がおきる原因は、歯周病だけでなく歯ぎしりやくいしばり(このような癖を総称してブラキシズムといいます)による歯の摩耗、
炭酸飲料をはじめワインやフルーツなどの酸性の飲食物の過剰摂取によるエナメル質の弱体化(酸蝕歯・さんしょくしといいます)など、いろんな要素があります。
いずれも原因に対しての自覚がない方がほとんどなので、私たちはお口のなかをみながらその方の生活習慣を把握しなければなりません。
ストレスが溜まってあるのかなあ?なにか偏った食生活をおくってあるのかなあ?
などと患者さんとの会話の中で、推察をしながら痛みに対する軽減処置と原因に対するプログラムを考えます。
痛みが軽度の段階できちんと対処すれば、それだけはやく改善します。(シミる時と、シミない時があるのがやっかいなのですが・・・)
虫歯と違って、ご自身でお口のなかで何がおきているのかわかりにくいのも不安ですよね。
大熊歯科では、お口のなかの状態、治療法についてわかりやすく説明すること。
そして、お口を通して皆さんの健康増進のお役に立つことを信念にスタッフ一同努力しております。
知覚過敏に対しての具体的な治療法は、次回のコラムにお話しするとして今回はこれで失礼します。
冷えたビールが、最近なぜか歯にしみる私なのでした。